これから車の購入・買替などを考えている方は、購入時や車を維持していくために様々な税金を支払うことになります。しかし、現在注目されているカーリースでは、そのような税金の支払いをリース会社が代行してくれ節税になると言われています。
今回は、自動車の税金の種類やカーリースの節税効果をご説明します。
◆自動車に掛けられる税金まとめ
車に掛けられる税金は以下の通りですが、一律に課税されるもの、車種や重量で違うものなど、基準は多少異なります。
➀自動車税・軽自動車税
自動車の所有者に課税される税金の1つで、毎年4月1日時点での所有者に排気量によって課税されます。軽自動車は都道府県税の自動車税は課されず、市町村税で軽自動車税が課せられます。
➁自動車重量税
自動車の種類・重さに応じてかけられる税金です。制定時は道路特定財源でしたが、現在は普通税になっています。
➂自動車取得税
その名の通り、自動車を取得(購入)したときにかかる税金で、都道府県および市町村の道路整備費用として使われます。
➃消費税
自動車に限らず、何か物を買った場合に必ず掛かる現在8%の税金です。新車でも中古車でも本体価格に含まれて表示されています。
◆カーリースの節税効果とは?
特に法人向けカーリースの場合、原則的にカーリースは法人税法上、「全額経費処理」が出来るため、合理的な節税効果が期待できます。
つまり、毎年のリース料は全額経費として認可されるので課税対象になりません。
結果として資産の減価償却計算などの複雑な事務手続きもなく、経費処理が簡単に行えます。また、リース期間を実際の使用年数と一致させることで、完全な経費の均等化が可能となり、収益のバランスを保つことができます。
個人向けカーリースにおいても自動車税をはじめ、全ての税金はリース料に含まれており、
まとまった出費がなくなり家計にも嬉しい効果があります。
もし、カーリースを検討する場合は、諸経費の確認は忘れずにしましょう。